Tuesday, October 13, 2015

森進一-襟裳岬
北の街ではもう 悲しみを暖炉で
燃やしはじめてるらしい
わけのわからないことで
悩んでいるうちに
老いぼれてしまうから
黙りとおした 歳月を
拾い集めて 暖めあおう
襟裳の春は 何もない春です
日々の暮しはいやでも やってくるけど
静かに笑ってしまおう
いじけることだけが
生きることだと
飼い馴らしすぎたので
身構えながら話すなんて
ああおくびょうなんだよね
襟裳の春は 何もない春です
寒い友だちが 訪ねてきたよ
遠慮はいらないから 暖まってゆきなよ

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